Exchange Online リモートドメインの設定を最近確認する必要があり
いろいろと調べています。
その中で、 TrustedMailOutboundEnabledという設定があり、仕事で
確認する必要がありました。
この設定は、対象のドメインを信頼するかどうかを指定する設定です。
社内外にまたがる展開シナリオでは、このパラメーターを $true に
設定することをお勧めすると以下のサイトに記載されていますが、
環境によっては、構成を検討する必要があります。
既定は、無効となります。
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/aa997857(v=exchg.160).aspx
設定を変更する場合は、以下となります。
Set-RemoteDomain -Identity リモートドメイン名 -TrustedMailOutboundEnabled $false
確認コマンドは、以下となります。
Get-RemoteDomain |select TrustedMailOutboundEnabled
この設定を設定することで、何を検討しないといけないのかというと、ヘッダー内容にいくつか情報が付与されてしまうため、例えば宛先ヘッダーなど、環境によっては、見せたくないものが表示されたりします。
余計なヘッダーがあっても問題ないじゃんとおっしゃるかもしれませんが、連携しているシステムなどで影響がでる可能性は、0ではありません。
しっかりと検証していただき、管理されているシステムで影響がないかをご確認ください。
有効化する必要があるシナリオは?と聞かれるかもしれないので
例えばExchange ハイブリッド構成でクロスプレミスのシナリオでは、 True に設定する必要があったりします。こういったところも、しっかりと環境を理解して、認識したうえで検証を行い確認が必要です。
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/2663556/email-messages-that-are-sent-from-the-on-premises-environment-to-offic